かわいい嫁さんに縁側で耳ホジホジしてもらうこと・・が夢だった。
だから縁側は広めにして檜のムク板で張った。
26才にしてこの夢は叶った。
38才の時、食道に腫瘍が見つかり、死を覚悟して礼服を着てセルフタイマーで葬式用の写真を撮った。
その時の夢がもう一度この縁側で耳ホジホジだった。
手術は成功し、幸いにも生き長らえている訳だが、あんまりホジホジしてくれないのよー
随分時が流れて檜の香りもしなくなったけど
何気ないこの光景が私の幸せの構図かなと ふと気が付いて・・シャッターを切ったのでした。
相手してくれるのはお前だけだね
3人の子供が巣立った今、コイツだけが夫婦のカスガイなのですぅ
数えてみたら約60の単語を理解する優秀なワンコです・・って親ばか?