ちょっとプリンを作ってみました
以前にもどこかに書きましたが、プリンには思い出がありまして・・
小学生の頃、祖父を泣き落として、晴れて自転車を買って貰える事になったのですが、連れて行かれたのが近所の自転車屋では無く、何故か電車と地下鉄に乗って日本橋三越の自転車売り場(たぶん株主優待か何かがあった為?)
自転車を買って貰ったらその次は大食堂でお子様ランチが食べたいのに・・タクシーに乗って築地あたりの料理屋へ・・
2階の広い座敷に祖父と二人
祖父は刺身を肴にじっくり腰を据えてお酒を飲み始め
私は玉子焼き、そしてプリンを何個も何個も・・
料理屋には、子供の食べる物はそれぐらいしか無かったのでしょうね

小学生の頃、祖父を泣き落として、晴れて自転車を買って貰える事になったのですが、連れて行かれたのが近所の自転車屋では無く、何故か電車と地下鉄に乗って日本橋三越の自転車売り場(たぶん株主優待か何かがあった為?)
自転車を買って貰ったらその次は大食堂でお子様ランチが食べたいのに・・タクシーに乗って築地あたりの料理屋へ・・
2階の広い座敷に祖父と二人
祖父は刺身を肴にじっくり腰を据えてお酒を飲み始め
私は玉子焼き、そしてプリンを何個も何個も・・
料理屋には、子供の食べる物はそれぐらいしか無かったのでしょうね
では料理屋プリンのつくりかたです
まず砂糖適量(ホントはグラニュー糖ですがここでは三温糖)を火にかけます
よく振りながら煙が上がってきたら少量の水を入れます
焦がし具合でカラメルの苦味が決まります
少し煮詰めると粘り気が出ます
プリンカップにカラメルを流し込みます
卵2個に牛乳適量、砂糖適量を攪拌します
バニラエッセンスは料理屋プリンには入っていませんでした
要するに甘い茶碗蒸しみたいなもんですね

面倒くさいので同じナベでやっちゃいます
漉し器が無いので茶こしでカップ(蕎麦ちょこじゃん)に注ぎます
蒸し器を出すのが面倒くさいのでフライパンにお湯を張って蒸します
生地を寝かせると泡が出て滑らかになるのですがそんなのは省略して弱火で蒸します
案の定ブツブツの泡の入ったプリンが出来ました
これが思い出の料理屋プリンです
料理屋の二階の窓から晴海通りを行き交う車を眺めながらぶつぶつ言ってたんでしょうね
自転車は買ってもらったけれど、お子様ランチを食べ損なってプリンばかり食べ放題の私・・
まず砂糖適量(ホントはグラニュー糖ですがここでは三温糖)を火にかけます

よく振りながら煙が上がってきたら少量の水を入れます
焦がし具合でカラメルの苦味が決まります

少し煮詰めると粘り気が出ます

卵2個に牛乳適量、砂糖適量を攪拌します
バニラエッセンスは料理屋プリンには入っていませんでした
要するに甘い茶碗蒸しみたいなもんですね

漉し器が無いので茶こしでカップ(蕎麦ちょこじゃん)に注ぎます

蒸し器を出すのが面倒くさいのでフライパンにお湯を張って蒸します

案の定ブツブツの泡の入ったプリンが出来ました
これが思い出の料理屋プリンです
料理屋の二階の窓から晴海通りを行き交う車を眺めながらぶつぶつ言ってたんでしょうね
自転車は買ってもらったけれど、お子様ランチを食べ損なってプリンばかり食べ放題の私・・
ウチはボンビーだったので高額商品はプチブルの祖父にねだるのが家風でした(w)
孫が二十三人いましたので、饅頭の生地づくりの為の卵割りの手伝いをしたり、それは熾烈な争奪戦がそこにはあったのです
ホントは近所の自転車屋のウインドウにお気に入りのブルー&グレー2トーンカラーのフジ号があり、それが欲しくて欲しくて・・
毎朝10分位眺めてから学校に行っていたのです
ところが三越にはフジ号も、みんなが乗ってる山口ベニーのアイボリー&グリーン2トーンの自転車も無く
仕方なく選んだのがミヤタの22インチ子供車でした(ミヤタには何か縁があるなぁー)
お子様ランチと言い、世の中全ては上手く行かないもんだなぁ・・と思ったものです