人は死ぬ いつか必ず死ぬのは経験上分かっているのだが 
とりあえず まぁ当分先だろう・・などと考えて日々を過ごす

ところがある日 医者に告知されてその日が近い事を告げられると急に切なく悲しくそして焦る うろたえる
なに 焦る事はない 生まれた時から長くても100年しか生きられない事は告知されていた様なものだから

38歳の時に食道の腫瘍の手術を受けた
この時はがんセンターで 良性か悪性か切ってみないと分からないと言われさすがに覚悟した
子供達がまだ小さかったので辛かった せめて50歳まで生きたいと思った

その歳をとうに過ぎた
もう子供達も巣立ったし まあいいか・・・心残りは残された自転車の行く末か

 一ヶ月前からの胃痛 前回一年前のドックで胃が少し荒れていると言われたのが実はヤバイ事になっていて もう全身に回ってしまって 手の付けようが無いのかも・・・ 先月胃がんで亡くなった親友の顔が目に浮かぶ 
そんな訳で最後の力を振り絞って最後のクラブランに臨んだ訳だったが・・・ 

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友人Dr.が内視鏡を抜く 
もう摘まみもしないので余程の状態なのか・・・

Dr うーーーん・・・・別に何でもないけどね

P えーっそんな筈は無いよ だって胃が痛いんだから

Dr そんな事言っても何にも無いよキレイなもんだよ

P ええっっそれじゃオレの立場が無い
P 胃潰瘍とか逆流性食道炎とか せめて胃炎とか

Dr 食道も大丈夫よ もたれるようなら胃薬出しておくけど

ふぅ~


先日、同級生の父親の葬儀のお返しにこんなものが付いていました
「長寿銭」 中には100円 
粋というか ほー!ちょっと目出度い

戦後 私の祖父が台湾人の名義を借りて駅前に出した食堂に饅頭を運んで来てそれはそれは商売熱心な方だったと聞いています 祖父が当時顔面神経痛で 顔をぴくぴくさせたのを統制の取締りが来たのと勘違いして慌てて饅頭を隠して逃げた・・とか言う逸話を 懐かしそうにウチの母に話していたなぁ
息子(同級生)が後を継いだお菓子屋は年商130億の大きな会社になった
悠々自適に老後を過ごしさぞかし満足な人生だったろうと思う


あと一年しか生きられない そう思えば充実した日々が過ごせるだろうなぁーと思うが
胃炎すら無いのではまたダラダラ過ごす事になりそうだ
まぁ楽しく愉快に100まで生きよう!



帰り道 100均でお買い物w 会計しようとしたら財布にお金がありません カッコ悪ぅ~
ドック代自己負担分32000円+診察代+薬代を払っちゃったらスッカラカンだったのでした