小江戸、川越の町を通りました。
古い蔵造りの町並みを保存して今では観光地になっています。

地元の人に聞いた話ですが、一時は、すっかり寂れて、蔵を壊し建てて直す元気もなかったのだそうですが、それが幸いして、蔵造りの街として特色を出しています。
ところが街を少し離れるとどこにでもある外食屋、パチンコ屋、CD屋、etcが派手な外装、派手な看板で客引きをしています。
美しい国??いいえ、醜い国です。
クラブランでよく走った道ですが外食街道の様になってしまってあまり走りたくない道になってしまいました。いまでは川沿いのサイクリングロードを使うことが多くなりました。

古い町並みが美しいのは・・昔は建築素材が限られていましたし建築方法も限られていましたので自ずから統一感のある嫌味の無い町並みが形成されたのでしょうが
今はありとあらゆる素材、色、が自由に使えますのでガチャガチャな風景が全国に拡がっていますね。
建築確認申請の時、美的審査、周りの建物とのバランスまで審査の対象にすればいくらか美しい国に近づけるのではないかと思っています。
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天皇陛下がお見えになるので国旗が飾られています。
来日した国賓に、かろうじて僅かに残っている美しい日本を御案内される様です。