2020年12月
あれ?掛け軸架け替えたんだ・・ 田山方南・・・ お正月らしくて良いね
ヨメさんの叔母さんが知り合いだったとかで家にはこの先生の掛け軸や書が結構あります
新婚旅行で京都の俵屋に泊まったら床の間の掛け軸が方南先生のものでした
たしか泊まった部屋は寿の間だったような
前日にはデンマークの皇太子が泊まっていたという話でした
親戚友人取引先集めて大披露宴 仕事をしつつ引出物の手配やら打ち合せやらでとても海外に新婚旅行に行く余力は26歳の私にはありませんでしたw
それで旅行会社に居る友人に国内で贅沢な旅行のプランを頼んだのでした
それが京都の高級旅館を泊まり歩くプラン 海外旅行よりずっと高かった・・・
数年間「またおこしやす」と絵葉書年賀状が送られて来ましたが ムリ~
しかしあの時は国内で正解だったなぁ
ハワイに行った時ムスッとして口をきかないカップルを見ました ホテル前のピックアップのバスに20分も遅れて来たあげく スイマセンの一言も無し
あれは多分成田離婚だねw
私の場合 落ち着いたら連れて行くからと言っていた海外は 立て続けに出産育児となり先送り 結局30年後だったのでしたw
昨今はコロナ禍で新婚旅行で海外は行けませんねぇ
目がチラチラするので ははーんコレが飛蚊症ってヤツだな
ググってみると ひどい場合には網膜剥離→失明 って事になるそうだ
ビビってさっそく従妹の眼科へ
この従妹名前はひとみちゃん 私の姉が名付け親
叔父さんに何か良い名前無いかい?と言われて読んでいた漫画から引用・・w
果たして眼科医になったw
予約したのに一時間待たされて(まあいいか 医者あるあるですね) 瞳孔を開く目薬を点して 目の中を良ーく検査してもらいました
結果は老化によるものだそうです 飛蚊症の9割は老化が原因で特に治療はしないとのこと
まあ良かった様な良くなかったような・・・
帰り道 瞳孔が開いているせいでサングラスを掛けていてもチョー眩しい
白い道は夏の様なハイキーな明るさ
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母と手をつないだのは何十年ぶりだったのだろう・・
その細い手で働き育ててくれたその細い手を握ったまま もし自分に超能力があるならと念じ続けていた
が超能力は無かった 奇跡など起こる筈も無かった
心電図モニターの波形が小さくなりやがて医師が臨終を告げた時 まだかすかに波形が打っていた
いやまだですよ とこの場に及んで食い下がっても仕方のないのだが 医師に言うと これは洞結節が電気信号を出しているだけで心臓は止まっています御臨終です と
その日まで元気で デパートでお歳暮を送って デパ地下で御寿司を買って来て 食事の後倒れた
処置室で数十分 私は別室で待機させられた 窓の外は土砂降りになっていた
やがて呼び出されて医師の説明 大動脈が大きく剥がれて手術をしても助かる可能性は高齢である事もあって極めて低い 助かったとしても血圧が低い状態が続いたので障害が残る可能性が高い どうしてもと言うなら医師を集めて手術をしますが・・・と
やれるだけやるのが良いのか 体を切り刻む事無くこのままか 苦渋の決断を迫られた
そこでかすかに頭をよぎったのは母の口癖だった「ピンピンコロリ」という言葉
結局私は手術はしない事を選んだ
この季節になると昨日の事の様に思えるが あれから早12年 13回忌 助かっていれば97歳 あの時の判断が正しかったのか否かその事はいつまでも胸を離れない
洞結節という細胞が出す最期のあのかすかな信号は何を言いたかったのだろう
買い物に行っているよな小春かな
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