「TOEIはラグレスだろー」 というN輪業の親父さんの言葉が頭の隅にあって 若輩者の私がオーダーしたTOEIはラグレス
「ラグレスこそビルダーの腕の見せどころ」なのだそうで
当時フィレット仕上げなんてロウ盛りする人なんて居なかったから一発仕上げのラグレス
「ラグ付きなんかゴマカシだい だいいちちゃんとロウが回ってるか分りゃしねぇ」 ってのもその親父さんの言葉(そうは思いませんけどね)
TOEIには個性が無い と TOMで有名なN氏が講演されたそうですが
他の方に言わせれば オーダーする人が皆エルス等のコピーを要求するからTOEIは最高の技術を以って注文通りに作る訳で TOEIに個性が無いのではなく 注文主に個性がないのでは と
それじゃあチャイニーズディズニーランドにさも似たり とも
キレイなコピーじゃアメリカやヨーロッパのサイクルショーには恥ずかしくて出品出来ないでしょ とも
んー・・・そう言われましてもねぇー・・
一体TOEIらしさって何でしょう??
やっぱどこかオーラが出てるような気もする?かな?
TOEIのオリジナルチェンリングとかあるといいかもしれませんね
芸能界でもモノマネされたら一人前てな事が言わますが TOEIらしい個性が確立されてTOEIのコピーが出回るようになると良いですね
最近の方は股下も大きいので、フレームサイズも大きくなるのでラグレスはつらいでしょう。
ツーリング車でも540ミリを越えてラグレスだと、フレームの剛性がきつい。
逆に500ミリ以下でラグ付きにすると、フレームが硬い上にヘッドラグの上下がキスしちゃう(笑)
言っちゃ何ですが、トーエイのラグレスは汚いですね。ベニックスなんか見慣れた世代としては。
あれは「置きロウ」で接合しているからキレイなんでしょうが。
まあ、トーエイの個性はオーダーした人の個性でしょうし、日本人の「是」としては「お客様優先」
なので、工房の個性を売り物に出来る環境では無いと言うのが商売上の縛りなんでしょうね。
ブログ主の編集長氏は、この世界はまだ数年という若い世代ですから、もっとたくさんの工房の
作品を見ることが出来れば、全体を見て個性が有るのか無いのかの判断も出来るでしょうね。
まあ、トーエイから最終的にエルスやサンジェに行き着いた方が多いと言うのが「答え」のような
気がしますが・・・・・