お盆前に仏壇を掃除していたらこんな写真が出て来ました
父がが出征の際に撮った写真 
町の写真屋を呼んで来て 庭の松の木の前に一家全員並んでこれが最後になるかもしれない記念撮影
 
昭和二十年一月 入隊の際に写す 千葉(津田沼)鐡道練習部(のちに九一部隊)緑九一部隊
と裏にありました
跡継ぎ男子一人の家まで招集令状が来るほど戦況はひっ迫していたのですね

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先日ふと目に留まった新聞記事

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特別幹部候補生 鉄道 千葉 戦車に飛込む練習 桐生 キーワードがすべてウチの父が生前話していた事と合致します
この社長さんとは戦友だったかもしれません

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3月10日の東京大空襲 鉄道兵だったので両国駅辺りで線路に累々と積み重なった焼死体の片付け作業をしたとも言ってました 人間の脂でレールが滑って列車が動かなかったとか
大変な時代を何とか生き抜いてくれたおかげで自分がこの世に生を受ける事が出来た訳ですね



夜空の月や星を見上げる時 平地から見上げているつもりはないだろうか 立っているそこは丸い地球の曲面で
その地球は宇宙にポッカリ浮かぶ小さな星 
宇宙の時の流れの中ではほんの一瞬しか生きられない人間という微生物が英知の限りを尽くして愚かな殺し合い 
戦前の匂い漂う昨今 本当の終戦記念日はいつ?


追記 

よく見たらやはり同じ九一部隊に所属されていたようです↓

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