シクラメンのつぼみが顔をもたげて来たのを見て思い出した

昔々 その昔 シクラメンのかほり♪という歌が流れていたあの頃の話
私は家をコッソリ抜け出して 夜中のハイウェイをひた走り100km離れた彼女の家へ
助手席にはクリスマスプレゼントのシクラメンの鉢植えとベルコモンズで買って来た真っ白いモヘアのセーター
真っ暗な玄関に停めてあった父上の実用車の荷台にそーっと置いて また高速をひた走ってコッソリ帰宅 
かくしてサンタクロースは寝不足の朝を迎える
 
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翌日 彼女から電話 
シクラメンが深々と冷える栃木の寒さで萎れてしまってはいけないと思い住宅用の銀色の断熱材で包んであったので 爆弾ではないか?と ちょっとした騒ぎになったそうで・・・

へへへ 実はシクラメンには時限装置も仕掛けてあって 恥ずかしそうに葉の中から首をもたげるシクラメンの茎にメッセージを書いたビニールテープが巻き付けてあったのです
まだ若かったころの話